Takako です。日本国内でわたしの出逢う人々は「ミディアム」というと98パーセントの方が『?』という反応をされます。最初の先生のキースさんに昨年夏、直に伺った定義では「故人だけでなく、あらゆる高次の存在につながる仲介者」とのことで、同様の意味の「チャネラー」は米国英語だと仰ってました。(がこれは、一般の方向けの説明かと感じる今現在のわたし。…まあいいか!(笑))さてそれでは、海外での反応は実際のところ、どうなんでしょうか?本日は英国で出逢った様々な国の様々な人々の『ミディアム』への反応や取り組みについてご紹介します。

行きの飛行機で隣の席だったJ氏
飛行時間中はあいさつ程度だけだったのですが、いよいよ着陸という段になり、突然『で?君の先生は誰なんだい?』と聞かれ、びっくり。(ちょっと話はそれますが、行きの機内では自分史上最多の映画3本『(中国の)孫悟空』、『イタリア映画のIT’S ALL ABOUT KARMA(”カルマに関する全てのこと”、とでも訳しておきます)』、『アガサ・クリスティ原作、グレン・クローズ主演のねじれた家』を鑑賞しました。特に『ALL ABOUT KARMA』がホッコリ温かくてちょっとコミカルで、また真実を突いていて良かったです~。残りの時間は、持参していたKindleで、”Mediumship”の本を読んでいたのですが、それをJ氏はチラ見していたようで。J氏は英国人で陶芸家。欧州でもトップレベルの工房の代表だそうです。日本へは京都の著名な陶芸家やお寺を訪ねる出張だったとのこと。”タオ(道)”を長年学んだそうで、驚くほどに色んな点で考え方が共通していましたが、曰く「エネルギーに触れる(真実を知る、とか、悟りを得る)ためには『ミディアムシップ』でなければならないことはない。」と。もちろんわたしも同感です。ビジネスでも何でも、極めていくためのものが違うだけですよね。そして『いやぁ、最近あちこちでミディアムシップが話題になっててね。ホント、よく聞きますよ。アーサーフィンドレイカレッジ?ほ~。』とメモられていました。

この会話には後日談があります。J氏とその後メールでやりとりする中で、Arthur Findlay Collegeをウェブで調べ『非常に面白い』と思ったとのこと。ふふふーん♬ そしてパストラル心理学(?宗教的指導者による心理療法的なケア?ちょっと分かりませんが)のガイダンスでのユング派の友人たちに会うから聞いて回るよ!とのことでした。

オネエ系入国管理局オフィサー
イギリスも不法労働者に厳しいのでしょう、並んでるとやたらインタビューが長い。日本人の若者二人は『君たちは無職なのか!?』と突っ込みにかかられてたり。わたしの番が来ました。担当は30代くらいの小柄な黒人のオネエ系の方。『あ~ら、アンタひとり?!』「はい。」『滞在目的は?』「観光です。」『…友達と会うとか他に無いの?』「えーと、コースに参加します。」『何の?』「(迷いましたが正直に)ミディアムシップです。」『…!!!!!ミディアム?!あの、旅立っていった人々の?!(この言葉使いが良いと思いました。死者というのではなくて旅立った人。敬意が込められていますよね。)……アンタ、魔女か!?(と、大げさに怖がるジェスチャー(笑)』「(苦笑)違います。」『………。』「あの~、そんなの嫌いなんですか?」『…いや、嫌いっていうか、信じてないだけよ!サイキックとか言うの!』「う~ん。わたしも以前はそうだったんですけどね。(o^―^o)ニコ」『(⌒∇⌒) ふーん、ま、いいわ!楽しんでね!』と無事入国許可ゲット(古い(笑))学校でクラスメイトに『魔女かって聞かれたわ!』と言うと、みんな噴き出して『YES!て言った?』…いや、だって、入国できないと困りますからね。そう言う彼女はタクシーの運転手さんに学校の名を告げると『うへ~!あの気色悪い屋敷か!』と言われたそうで。苦笑しかないです。

 

コースに出席した海外の人々からのコメント
まずはスイス系イタリアンのMさんから。40代に見える彼はすごくこのスクールが気に入っていて今回で受講5回目。更に2月からは1年間学ぶんだと楽しみにしている様子でした。ミディアムになるのが目的というわけでもなく、スピリチュアリティを高めることが第一の目的だそう。スイスでも進歩的な西洋医学の医師やホメオパスもミディアムシップを既に学び、診療に取り入れたりしている方もいると。また、オランダから来ていた若いハンサム君は、生理学を学ぶ学生で、将来スポーツマッサージにミディアムシップを取り入れたいとのことでした。彼は、お母様からもらったというムーンストーンのブレスレットを大切にしていて。イギリス人でお母様と息子さん(20代後半?)で一緒に参加する姿もあり、微笑ましかったです。
 
 最後に。帰りのヒースロー空港で時間があったので、ゆっくりパブでラーガーを頂いていると、後ろの座席から「ミーディアムシップ」と声が。思わず振り返ると友人同士でおしゃべりしている模様。と、最後までどっぷり”ミディアム研修”でした!

本日もお読み頂きありがとうございました。またおつきあいくださいませ。