Happy Medium Takakoです。最初に申し上げますと、わたしはマニアックかも知れない、でも決して手当たり次第鑑定を受ける「個人セッションマニア」ではありませぬ。特に、もう自分のことは大抵わかっているので、何とかカードや何とか占いのようにわたしの性格などについて単に色々言われるの、面倒なんですよね。それにね、思ってもみなかった自分発見!は、思いがけない時に思いがけないところからやってくるとソマティクス的に大納得しているので。しかし先日、肩書きだけでも圧倒的にレアなエクソシスト(仮名)先生の個人セッションを受けてきてしまいました!密教系高僧との触れ込みでした。念のため、エクソシストとは”悪魔祓いの祈祷師”という意味ですよ。1973年にアメリカで制作されたオカルト映画の金字塔『エクソシスト』では神父さんがエクソシスムを行っていましたね。(…怖がりのわたしはハイライト部分だけテレビでチラ見しただけですが。エヘヘ)
予約を入れた時点では、わたしにはちょっと決断に迷うことがあり、情報を知ってテンションが上がりまくり「ぜひこの人に視てもらおう!」と思ったんですね。また、わたしは現時点ではミディアムシップはイギリスのスピリチュアリスト教会から始まったと理解しており、そのため学びのほとんどはイギリスのスピリチュアリズムがベースになっているんです。でも自分は日本人だし、日本人でその方面の修行も積まれた方にお話を伺えるのはめったにない機会だと考えて。
が、予約がちょっと先の日付で。待ちきれない(?)わたしはその決めかねていた件を、ある日突然サッサと自分で(というか上の方たちの采配で)解決してしまったのです!…そうなると申し込み時のテンションはどこへやら。でも、予約のキャンセルは出来ないとポリシーにあって。何か学びとなることもあるかと思い直し、当日、セッションを受けました。
あくまでそのお坊様の視点からの見解ということで限定的に考えても、西洋の伝統的なスピリチュアリズムと日本古来の仏教的心霊世界観は全く違うことに今さらながら愕然としました。やっぱり日本は「うらめしや」と、感情主体なんだなと。そして霊界だけでなく人間社会でも「うらめしい」ひとがたくさんいる。それは、理屈で推し量れるものではなく、また同じ円の中に、まるで見当はずれの「嫉妬心」も入る。(芸能人に嫉妬する人がいると聞いてびっくりしています。)出る杭も打たれる(まれにわたしも的外れに打たれてる。)そのほか色んな理由で【日本という特殊な国の中の霊界と人間界のある意味ワンネス】を実感してしまいました。ご参考まで、外国でのポルターガイストのスピリットは結構論理的で、関係ない人間には「あなたこの件に関係ないし。(だから祟りませんよ)」みたいな感じらしいです。
さて、悪霊退治がご専門の、このお坊様と対話を続けるうちに一つのよくある事実に気が付きました。それは、ひとは自分の目線や立ち位置から考え、行動し、表現するものだということ。つまり、悪魔祓いの人は悪魔祓いから入るので【お祓い目的】のクライアントには有り難いことでしょう。が、そうでは全くない、わたしみたいな者とは当然ですが切り口や立ち位置が違う。ええ、わたしのほうも中途半端だったと反省しています。なぜなら前述のように”メインで聞きたいこと”がセルフ解決してしまったため、もうすでに自分で回答を導いている他の瑣末なことについて聞く、ということを苦し紛れにしてしまったから。具体例を挙げると、わたしは自分が正しい道にいることが十分分かっているのに「わたしは正しい道にいますか?」と質問しました。すると「誰にとっても自分が良い、と思う道が正しい道なんだよ!」とのお答え。そうです、その通り!そしてもう一つ、これも自分が良いと思うところでしょ?と思いつつ「良い神社、ありますか?」と聞きましたら「自分が良いと思う神社が自分にとって良い神社なんだよ!」と。そりゃーそうなんですけどね!でも、みんなはそれが分からないから知っていそうな他の人に聞くんですよ!そしてそのプロセスが腑に落ちることを繰り返して自己変容につながるとわたしは考えてるんですよ!でも…お坊様はわたしの質問がすでに解決済みと感づかれていたかも知れませんね。…大変失礼いたしました。それでも、わたしに合った簡易浄化法などアドバイスを頂きましたし、今後の自分の総合的な持って行き方を煮詰めていく上で参考になりました。ありがとうござりました。(※なお、上記は全て個人的な感想で、鑑定内容について限定するものではありません。)