Takakoです。今日は、アメリカで活躍中のサイキックミディアム、ブレア・ロバートソンさんの本 “Money Loves You” から。2016年の秋ごろ、偶然ブレアさんをネットで見つけ、無料のウェビナーに参加したんですよね。アメリカに住んでいる人がうらやましくなるのは、ブレアさんだけでなく、またミディアム業界だけでなく、無料と言っても大盤振る舞いで、結構それだけでも「素晴らしい!」と感動するようなボリュームと内容のものを提供されていること。時差があるのでスケジュール的にどうしても無理な場合はあきらめていますが、それにしても感謝です。ブレアさんはFacebookでも度々ライブ映像を発信されていて、ある時は何と「痔の手術直後映像」も公開されるというサービスぶり。そして同氏のメッセージはとてもシンプルで分かりやすいのです。

このKindle本、”Money Loves You(お金はあなたを愛してる)”も、とても読みやすい本で(日本語の翻訳本はまだ無いようです)お金に愛されるためのコツをミディアム的見地から易しく、そしてリズム感たっぷりのユーモアに乗せて説いてくださっています。その中からわたし的に【そりゃーそうだ!】と納得したポイントをご紹介します。

  1. お金が欲しければ「欲しい金額といつまで、という期限」をハッキリ決めよう。
  2. お金が手に入るための「具体的な計画」(銀行強盗とかじゃなくてね!とブレアさん(笑))を立てよう。
  3. 実行する。以上!

え、これだけ?いえ、これで終わりではありませんよ。これを実行しても全く思うようにいかなかったひとに対するアドバイスがあります。見直す点はコレ。1.の「欲しい金額と、いつまでに、という期限」が現実に即しているかどうか。たとえば現在7月ですが、年収数百万円で働いているとして【年末までに1億円】の目標は、2.の「具体的な計画」が効果マックス!なもので、しかも3.の実行をしっかり行った場合のみ実現すると。言い換えれば【実現可能な額、期限、計画、実行】プランを立てることで夢が叶う一歩になると。「そんなん、当たり前やん!」と言う大声が聴こえそう…(でも、当たり前のことが出来ないんですよね、わたしも。苦笑)

ではスピリットからの援助はどの程度望めるのか?

何かに集中していると、フッ、と何かがひらめくことはありませんか?また、道を歩いていると”何となく”いつものルートでなく、こっちに行ってみようかと違う道をたどるとそこに、以前欲しいと想っていたが忘れていたものを見つける事があります。ここで重要なのは「忘れていた」という事実。恐らく「忘れていた」その当時は実は必要なかったし、だからこそ忘れた。けれど「忘れていたものを見つけた瞬間」、それが本当に今、必要であることに気づくことは、あなたのスピリットガイドからのサインなのです。そのサインは【善きことに一心であるとき:誰かを出し抜いてやろうとか、自分のエゴから誰かに根拠のない怒りを感じている、その思考を”一心”とは言わないですよ、一応念のため】、【入院している誰かが心配だからお見舞いにいこうと、そのことだけを考えて準備している時】など【心の奥底からの真摯で切なる願いがある時】のような、雑念が無い状態の時にポーンとあらわれるようです。それは、ひらめきであったりもしますし、本やインターネット、テレビや映画などから欲しい答えが得られる場合もあります。または、偶然出会った友人知人からヒントをもらえるとか。ブレアさんは、それらがスピリットからの声で、「お金に愛される」ヒントにもなると書かれています。ただし、そのサインをもとに計画を練り、実行するのはあくまで、肉体を持ったわたし達人間です。スピリットがある日、大金を振り込んでくれるとか、願った後はスピリットに任せて自分は寝ていればいいとか、日本のスピ系的に【じゃー、満月にお財布を振ればいいじゃん!】とか。イヤイヤイヤイヤ。そんなこと、あり得ませんて!

金銭関連に限らず、芸術家や文筆家また実業家も、ある種 ”降りてくるもの” があってそれをもとに創作また活動しているとはよく言われることですよね。また、わたしが敬愛してやまない、野口整体創始者、野口晴哉先生は霊能者で、ご自分の亡くなる日もお分かりだったし、マクロビオティクスの桜沢如一先生や久司道夫先生も「見えない世界」と交流していたと聞きます。わたし達には、そこまで極めた【才能や覚悟】がもし無いとしても、それぞれのスピリットガイドからのサポートを受けることで人生が”いろんな面で”より深く、導かれながらも主体的なものになるに違いない、と信じています。

巷で流行りの【スピリチュアル、またはスピ系】ですが、『お財布フリフリ』を始め、どうも現世利得、これが悪いとは言いませんが、要は「それだけ」に限られ、ファッション的なふわふわしたものとして、精神修養などとは別の意味で通用しているように思え、それがとても残念ではあります。そしてこれにより、本来のスピリチュアリズムに全く興味のない人々の中には、一瞥して「怪しい」と解釈する人も少なくないようで。また機会があれば、この辺のことについても記事にできれば、と考えています。とにかく!本物の直感、具体的な計画と確たる実行!がどんなことに対しても王道、と言えそうですね。