Takakoです。先日、英国はスタンステッド空港近くに位置するAFC (The Arthur Findlay College/アーサーフィンドレイカレッジ)にて『ミディアムシップインテンシブコース』を受講してきました。

広大な敷地に1891年に建造されたStansted Hallを1964年にカレッジとして設立したというAFCは、多分現在では英国随一の優秀なミディアムシップスクールで、わたしにとっては今回初めての訪問だったのですが、本国各地からはもちろん、ドイツ、アメリカ、セルビア、ベルギー、スイス、オランダ、インド、中近東など世界中から様々な人々が来られていました。わたしが出席したコースでは総勢75名くらいをレベル別に5つのグループに分け、それぞれ別の部屋で同じテーマの授業が行われるというものでした。

数々の美しいレクチャールーム、宿泊施設、ダイニング、クリスタルや書籍のショップやバーもあり、食事も普通食からベジタリアン、更にヴィーガン、フルータリアン用の特別食も事前手配が可能です。わたしはベジタリアンを選んだのですが、意外にも(笑)かなりフレッシュで美味しかったです。

授業は朝9時半から夜9時まで(笑)。夜9時からオープンするバーにも行きたかったのですが、飲んでる場合じゃないくらい疲れ果て、毎夜ベッドに直行。滞在中はそんなわけで先生の指導のもと、たくさんのペアワークを行いました。今回はそのミディアムシップ模擬個人セッションの中でも特に素晴らしかったワークを、まずはわたしがクライアント役の巻からご紹介します。

ミディアム役はソフィー(仮名)。この人は前夜『プラットフォーム』と呼ばれるデモンストレーションを素晴らしい出来で行った人々のうちのひとりです。『プラットフォーム』とは、大勢の観客が見守るなか演台に立ち、降りてきてくれたスピリット(霊)についてこと細かに描写します。たとえば『20代くらいの若い男性でスポーツ好き、正直な人柄で女の子にモテるためにオシャレもしていたけど、深いところで誰かと深く関わることに怖れをもっていて…職業は何々で~』、という人に心当たりがありませんか?と問うと観客の中から『それは私の友人かもしれません』と、ピン!と来る人がでて、更に確認作業を続け、両者が確信した特定の人へスピリットからのメッセージを伝える、という神聖で愛に満ちたパフォーマンスです。通常は英国各地にあるスピリチュアリスト教会で行われるそうですが、授業の一環として、スクールの中の教会のような部屋で生徒全員が集まり執り行われました。

※この教会風の部屋は75人が余裕で入れるくらいの大きさがあり、一際清冽で緻密なエネルギーを放っていました。デモンストレーションは午後7時半から9時まで行われましたが、後方に座ったこともあり最後の方は眠くてこっくりしそうになり、慌てて前方の演台に視線を移すと、上の方にマリア様のような影がわたしがそれと認識するまでの間(5〜10秒くらいでしょうか)現れたのです。わたしは普段、仏様や神様に深い感謝を捧げていますが、マリア様のことは全く!考えたこともなく少しびっくりしました。あの「場」を守護するために現れてくださったのでしょうか。

さて。ソフィーの個人セッションが始まりました
男性ですね。お父様だと思います。若くして亡くなられています。(父は54歳で亡くなりました)ご病気で、でも長患いではなかった。突然病気になってそれから短期間で亡くなりました。「6月」は彼にとり重大な意味のある月だったと言っています。(父は6月に診断、入院となり、同じ年の9月に亡くなりました。)中肉中背、顔立ちの整った眼光鋭い人で、頭が良く、専門的な知識が豊富です。白いシャツ?のようなものを着ています。(薬剤師だったので白衣姿を見せてくれているのだと思います。)身繕いをいつもきちんとされていてお出かけの服装もお洒落でした。無口で、何かあなたに言いたいことがある時はいつもお母様から伝えてもらっていましたね?確固たる見解をもっていて頑固。料理はしなかったけれど、お皿を運ぶなど食卓を整えることはしていた。食事はいつも家族で一緒にとるといった、伝統的な考え方の人でした。男性のご友人で仲の良い方が3人いらして、その方たちとグループでよく集まっていた。それが過ぎて、時に家庭を顧みないこともあったと思います。(驚!正確過ぎです。3人の友人というのも完璧。彼らはゴルフが好きだったんです。この他、父自身の病状に対する当時の心情などもお伝えいただきましたが、非常に納得しました)また、わたしが昨年から始めたこと(ミディアムシップです。これは昨年からではなく一昨年前からですが、そんな誤差は大したことありませんよね。)を喜んでいて、応援してくれているとのこと。日本人で(これもね。あえて「日本人」と特定されたところが素晴らしいです。)、昔気質の人なのでハグはせず、片手をわたしの肩に置く程度だが、いつもそばにいる…と、まとめてこんな感じでした。

ソフィーのリーディングで、古い記憶の中の、もうまったく思い出しもしなかった色んな情景が蘇り、父の父親として、また人間としての存在を鮮やかに、深く、そして生前にはなかったほどに慕わしく感じられました。実は、数年前から父がそばにいるような気がしてならなかったのですが、今回何と、ソフィーだけではなく、他のクラスメイト2人からも父を語っていただき、父の溢れるような愛情をとても近しいものとして、確信に満ちて受け止める事が出来ました。

次回はTakakoがミディアム役、アドベンチャーセッション(当たって砕けろ?笑)の巻です。どうぞお楽しみに!