パンデミックとスピリチュアリティ

Takako です。とうとう、新型コロナウィルスによる肺炎に対してWHOが緊急事態宣言を発表しましたね。聞くところによると、細菌やウィルスのような病原体はそれらにとり一番居心地のいい時と場所を選び、自然に人体にしのび入っていくのだそうです。居心地の悪い所にはヤツらだって行きたくはないし、そこに棲みついたところで繁栄できません。なので病気が蔓延するということは、その場にいる人間が病気にとって居心地よい、更に言えば波長が合っているからと言えるでしょう。そう、個人的にはこの言葉は好きではないのですが『引き寄せ』の法則といいますか、病気に限らずとも様々に襲い掛かる不運な出来事など、自他を問わず、その人の生き方が色々な意味で「さもありなん」と変に納得された経験が皆さまにもお有りではないかと思います。

ですので、病気になるのは、人が病気を呼び寄せるような環境(ストレスや不安、栄養のアンバランスや衛生状態など)と、病気が蔓延するような時節(季節的な温度や湿度の変動、災害などの非常時、犯罪増加など社会の劣化、一人ひとりの心の持ち方など)が実にタイミングよく、絶妙に組み合わされた結果だということになるでしょう。そう考えると、現在ニュースなどで大騒ぎとなっている新型肺炎など病気の世界的大発生は、そんな病気が社会に入り込み蔓延できる素地を人間(社会)集団が知ってか知らずか用意しているからだと結論づけたくもなります。

ミディアムシップ的には、霊的なかかわり(邪気のある何かに憑依されるなど)も、その人の心の持ち方や徳性、人格と深く関連があるとしています。この辺りについてもっと知りたい方は、ルドルフ・シュタイナーの名著 『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』がお役に立つと思います。今回のトピックとリンクしているところをご紹介しますと、人がいよいよ死の門をくぐる時、世にも恐ろしい形相の怪物と対峙することになると。そしてそれは、他ならぬ自分自身の生き方が化身したものであると書いてありました。

今回、いたずらに恐れる必要はないかもしれませんが、やはり病気になりたくないのなら、そしてツイていない体験も避けたいなら、整理整頓をし、ウィルスが減るよう床などを磨き、窓を開けて換気し、太陽の光を入れる。きちんと全身を洗い、汚れた服や下着は洗濯する。バランスのとれた食事をし、身体を動かし、よく眠る。そして風邪やインフルエンザと同様の予防をする。こういった普通のことが、身心を整え、悪い波長から遠ざかるための助けとなるでしょう。そして本当は、1番に自分の内面にも光を灯し続けることがとても大切だと考えますが、いかがでしょうか。一人ひとりがこのような意識を持てれば、それは母なる地球、Gaiaを救うことにも広がっていく…と信じています。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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