自らの意思で旅立っていかれた方とのセッションが成立しない理由

Takakoです。個人セッションのご予約を頂いた際に、ご確認頂くことがいくつかありまして、今日のトピックにも関連がありますので、まずお伝えさせてください。

セッションを受けられる際にご了承いただきたいこと
1)亡くなってから1年を経過しない方とはつながるのが難しいことがあります
2) 急死(事故、ご病気等)の方もつながることが難しいことがあります
3)自死された方とはセッションが成立しないため、お受けできません
4)著名人等、お客様と全く面識がない方とのセッションも倫理上お断りしております 5)その他、一般的に起こり得ることとして、望む方が必ず降りてきてくださるとは限りません

このうち、特に3)の場合です。昨年のことになりますが、あるお客様から、なぜ、自殺がダメなのかという質問を受けました。
その回答として、わかりやすい文献がありましたので、こちらでもシェアさせていただきますね。

『個人的存在の彼方』 ジェラルディン・カミンズ(著) 近藤千雄(訳)より

~以下引用~
我々霊界の者が地上の人間に、自ら命を絶つことだけは絶対にしないようにと警告するのは、死後ふと我にかえった時に、『死んだのは肉体だけで自分はまだ生きている』という事実を知った際、自殺当時の強い絶望と恐怖、後悔、幻滅感の感覚が一段と激しく増幅され、ひっきりなしに本人を襲うからです。

これはまさに地獄の苦しみです。中には、自分が死んだことに気づかない人もいます。いずれにしても、自殺した場合は、自分を死に追いやった陰湿な気分が、まるでかすみや雲のように当の本人を覆い、するとそのもやの中からその霊を救い出すのは、霊界にいる霊たちにとっても至難の技で、時間がかかってしまうのです。本人の激しい感情的な思念のエネルギーが妨げとなってしまい、すると助けてあげようにも為すすべがなく、どうすることもできません。その場合そうした障害を取り除けるものは、本人の努力と自制心、そしてなにより心の底から発せられる救いを求める声と祈りのみ、になります。

やっかいなことに、自殺した人(霊)は、精神が錯綜してしまっています。それは彼の意識のすべてが、”内向き”になってしまっているからなのです。さらに、なぜ自殺してしまったのかと、自らを責めます。ですがそうして自分を責めながらも、心の片隅では「自殺に追い込んだのは自分を取り巻いていた事情のせい」にしています。またそれに加えて不気味な「死にたがる」思念が、自ら、邪悪な低級霊 たちを呼び寄せてしまっているのです。こうした霊的波動の低い低級霊たちは、自殺志向といった本人の低級な思考意識に簡単に感応(引き寄せ。共鳴)します。そして執拗に本人に憑いては、そそのかし、悩みをますます深め、戸惑わせ、不安にさせ、苦しめては喜びます。

ここで一言付け加えておきたいのが、急死のケースです。
人にもよりますが、この場合は比較的スムーズに、新しい霊界の環境になじんでゆけます。

人生真っ盛りの時期に突然地上を去った場合、寿命を全うした場合よりも、中間境(※)での戸惑いが長く、実際には自分のいる辺りに光輝く世界が同じに存在していることにも気づきにくいのです。
(※ 死後、自分と霊体がなじんで落ち着くまで休む境涯。その後、天国のような場所に移動して本格的な霊界生活が始まる)

~引用終わり~

自死ということで自分的に非常にショックを受けたのは、2018年に撮影場所のフランスで首を吊って亡くなった米国セレブシェフのアンソニー・ボーデイン。わたしが彼を見初めた(照)のは、ケーブルテレビで放送していたNo Reservations(邦題は確か『アンソニー世界を喰らう』という、世界中を喰らいまくり飲みまくり、そして最後にアンソニーが非常に哲学的なことをコメントするという、超素敵な番組ででした。何というか、この人は型破り、ロックなシェフで、この番組終了後わたしはテレビを追放したのでアンソニーとのご縁もそこで切れちゃったのですが、全てを持っていた男が、うつ病の果ての自殺!というショッキングなニュースを聞いて改めてどれだけ自分がアンソニーを愛していたか思い出したのです。日本ではあまり知られていないようでしたが、アメリカでは大変な事態にパニック状態。「なんで!?なんで!?」とわたしも1年ほどは悲しみに浸っておりました。

亡くなってから改めてYouTubeなどで彼の晩年の動画など見ましたが、まあ、飲むこと飲むこと、すごくアルコール度数の高いお酒を浴びるように飲む姿、そして事件の直前のお顔が非常にヤバい感じ、具体的に言うと顔が縄で縛られているかのようにモコモコ…分かりづらいでしょうか(汗)、腸詰のような顔?眼が顔にめり込んで生気が全くない顔。やはり精神を病んでいたのかと感じずにはいられませんでした。彼の最後のガールフレンドの『鬱(モンスター)が勝った』という言葉が何とも悲しすぎて…。

R.I.P Anthony Bourdain. (涙)

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