Takakoです。お盆休みにウェブで発見、全く迷いなく即、申し込んだ、『宇宙のデータベースにつながる回路を創る!エハン・デラヴィのリモートヴューイング』1 Dayセミナーを、先日受講してきました。息もつかせない!濃い!深い!楽しい!エキサイティング!納得する!内容で、あっという間のジェットコースターのような一日でした。そんなわけで今日は、スコットランド人で流暢な関西弁が親しみやすい、エハンさんのご快諾を頂き、セミナーについてお伝えいたします。

まず「リモートヴューイング(Remote Veiwing)」には『遠隔透視』という意味で、隠されたものや離れた場所にあるものといった、視野に入らない、或いは視覚で確認できないもの等を何らかの視覚的感覚、もしくは直感やイメージで正確に判別する能力、との定義があります。1970年代にスタンフォード研究所の成果に注目したアメリカ諜報機関が資金を投入し、トレーニング方法が確立され、その結果、普通の兵士がサイキックスパイになっていった、と。エハンさんはこれについてサイコメトリーや千里眼などの「超能力(サイキック能力)」とは明確に違う、誰にでもできる『常能力』であると説かれています。

セミナーで実習したトレーニング(正確にはRVでは”セッション”と呼ぶそうです)を一言でいうと、8桁の数字のみを手掛かりとして”ターゲット”を透視するものです。これには方法があり、「定式」と呼ばれるいくつかのルールに従って導いた結果が”ターゲット”とどれだけ合っているか、練習を重ねていきます。

わたしは、ミディアムシップという、サイキック能力に基づいたトレーニングをここ1年半学んでいて「エゴをなくすこと」「素直になること」の難しさをスクールに行くたび強烈に思い知ってはいるのですが、それはこの、リモートヴューイングトレーニングでも同じでした。イマジネーションや分析は心のノイズ。要はサインそのものをそのまんま!受け取ることが課題なのですが、リモートヴューイングを体感してみると【どこからエゴが入ったか(ストーリー創作が始まったか)】が明確に分かることを実感しました。これは大きな収穫でした!そして、セッションの出来もまあまあ、自分的にはほっとする点数で良しとしたいです。

ミディアムシップもリモートヴューイングも、切り口が違うだけで、最初の一歩は「どれだけ固定観念を外せるか」から始まる、いってみれば「脳トレ」とも言えると個人的には思います。誰にでも、絵は描ける。けれど、本人が好きで(そして願わくは才能と機会に恵まれれば)絵の学校に行って学び、世界が感動するような作品ができるかもしれない。しかし、その絵を発想する自分自身、何もないところから生み出す力というものは、技術ではなく、また別の問題、ということでしょうか。『山の頂上はひとつだけれど登る道は人それぞれ』で、その、人生のプロセスをわたしは実際、とっても楽しんでいます!

エハンさんのレクチャーは、わたしが知りたいと思っていたことがバンバンでてきてとても腑に落ちましたし、そして更に知りたくなりました。「わたしだけがこんなことを考えていたのではなかったんだ!」と、マイノリティ気分(疎外感とも言う)が仲間を見つけて心温まった感じ。ほんっとうに面白く、深く、久しぶりに圧倒されるほど感動しました。一気にファンになっちゃった(うふふ)

充実のセミナーが終わり、リモートヴューイングについてあれこれ検索してみましたら、レクチャーでおっしゃっていたIdeograms(イデオグラム)を始め、色んな情報があるわあるわ!で、これを1日でレクチャーされるとは、物凄いことだったんだな!と驚きました。が、要点を絞り全ての流れが的確だったのでよく理解でき満足しました。後日、自分的にちょっとびっくりしたのが、偉大なる透視家でこのトレーニングの発案者(?)という、Ingo Swann(インゴ・スワン氏)の名前を見つけて、記憶の欠片が戻ったこと。そう、何年も前にどこかでその名前を聞いて、ノートに書き、そのまま、ノートに書いたこともインゴさんがどのような人物だったのかもすっかり忘れていたにもかかわらず、そのノートにある、自分の筆跡の映像が浮かび上がってきたのです。

また今回、初めてエハンさんとお目にかかったわけですが、実は7,8年前に『パワーか、フォースか』というスゴイ本を読んでいて、(…あの本。難しかったけど、画期的に興味深かった)とネットで飛び出してくる度に想い出していたのですが、その翻訳者がエハン・デラヴィさんと奥様の愛知ソニアさんだったのです!そして、その本を今、おふたりで再翻訳されているそうで、これも素晴らしいニュースです!まさに、シンクロ。受けるべくして受けた印象深いセミナーだったと感じています(喜)。

エハンさんは弓道や禅にも造詣が深くてらっしゃるようで『リモートヴューイングは弓と同じ』と仰います。それを聞いて、オイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』を想い出しました。これもグッとくる本でした。わたしも、もっと放下(わたし的に”手放す”じゃなくて”放下”なんですね)しないとなあ。(…と、考える、それ自体が「肩に力入りすぎてる」ことは頭ではわかってるつもりなんですけどね…) もっと軽く!素直な気持ちで!ですね。

宇宙は謎に満ちていて、すべてはつながっている。知りたいこと学びたいこと経験したいことも山ほどありますが。焦らず、良きタイミングを楽しみに。

そして、今日も明日もあさっても。禅の心とビギナーズマインドで参りましょう。