小さな声も届くようになってきた

Takakoです。先日、イギリスで演劇を勉強された後、現在はアーティストで俳優、モデルでとして活躍中、更に大学でも教鞭をとられているという小木戸利光さんと仰る方の身体表現ワークのクラスを受講する幸運に恵まれました。小木戸さんの多岐に渡る活動の中でも軸となっているのが「声なき声を聴く」ということで、そのためにサハリンの在留邦人の方々を訪ねるということもされているようです。わたし達が受けた「身体表現クラス」でも、いくつかのワークが自然に積み重なっていく中、各人がそれぞれの気づきを得、最終的にそれを(任意で)シェアするということが行われました。

参加者は20数名。男女混合で年齢層も職業も様々な人々が、時間と体験を共有することでお互いに影響し合い、身体の会話で伝え合い、またはそこに立ちすくみ入っていけない自分を感じる。旧い記憶が呼び起こされたひと、解決されていなかった過去の課題を想い出したひと、冷静に自己を分析するひと。誰かがこころの叫びを訴えると、次の誰かも共鳴する。そうやって、みんながそれぞれにこころを開いていった瞬間、部屋の空気が大きなスポットライトのようにみんなを包む。そしてその空気は透明なのに濃密で。お互いについて未知なひと同士が、眼には見えないこころの手をつなぎ合い、今まで誰にも打ち明けた事がなかった感情をことばで、また非言語的に共有できたと思える瞬間。そんなマジカルなシェアリングは、予定より1時間近くもオーバーして終了しました。

クラスで発せられた、ひとりの女性の苦しい心境。その小さな声を、参加者各々が自分なりに受けとめ、共有し、共感或いは共鳴したようでした。中には重くて自分には受け止められなかったという正直で勇気ある声も出て、まさに小木戸さんの『声なき声を聴く』というテーマをベースに組まれたストーリーが大きな波紋を投じたと振り返っています。

これまでは声が大きいほど勝てる、という風潮が台頭していた時代だったかもしれません。拡声器を持った人々が意志を通し、後の人々はそれについていくという傾向が大でした。

しかしこんなにも世の中が変わっていく中、人々の価値観も急激に変わりつつあると同時に、小さな声も求めるひとには届くようになってきたのかなと肌で感じています。

感情の共有、共感、共鳴ということがわたし達の日常でより、重要になっていけばいいですね。そして従来の日本式の「様々な社会的、個人的な傷などを隠す」風習から、”それ”が恥ではないということを認め合える、寛容でオープンで優しい社会になっていければいいなと願ってやみません。わたし自身も、優しい人になることを目標に関わっていきたいと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。また、おつきあいくださいませ。

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